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珠玉の名作が映画化☆ 『リリィ、はちみつ色の秘密』
 全米中を深い癒しと感動で包み込んだ映画
『リリィ、はちみつ色の秘密』が、3月20日から全国公開されます

リリィはちみつ色の秘密

c2008 Twentieth Century Fox


14才の夏―それはリリィにとって特別な夏だった。
4才で母を失ったリリィにとって、10年もの間、
小さな心の中で求め続けていた母からの愛の証。
「本当に愛してくれていたの?」――その答えを探す旅の始まりだった。


世界35カ国にて翻訳され、全米で500万部以上のベストセラーとなった小説
「リリィ、はちみつ色の夏」が映画化。
1月に行われた、一般ファンの投票で決まる「ピープルズ・チョイス・アワード」では
 ドラマ映画賞を受賞しました


この映画、ストーリーはもちろん
キャストやスタッフも話題になっているんです。


ウィル・スミス夫妻が製作と製作総指揮で参加しているほか、
出演陣は
ダコタ・ファニング (「I am Sam アイ・アム・サム」)
クィーン・ラティファ (『シカゴ』)
アリシア・キーズ (グラミー賞11部門受賞)
ジェニファー・ハドソン (『ドリームガールズ』)
ポール・ベタニー (『ダ・ヴィンチ・コード』)

…などという豪華な顔ぶれ
なかでも注目なのは、ジェニファー・ハドソン。


ジェニファーハドソン

昨年10月に起きた痛ましい悲劇を乗り越え、
2月初旬に開催された全米スーパーボウルでの国歌斉唱をはじめ
そして第51回グラミー・アワードで最優秀R&Bアルバム受賞、
全米有色人地位向上協会イメージ・アワードにて、見事最優秀新人賞を受賞と
本格再始動をとげました
今後ますます注目されること必至な彼女を、
ぜひスクリーンでもチェックしてみてね



MTVJAPAN.COMでは、
この映画の試写会に2組4名様をご招待します
応募はコチラ
締切は3月4日(水)まで!


『リリィ、はちみつ色の秘密』
3月20日(祝)、TOHOシネマズ シャンテ他全国順次ロードショー
オフィシャルサイトはコチラ

【ライブ動画追加】GLASVEGASのどこまでも実直なライブに男子も惚れた!
 

Glasvegas
2009.1.20 @ Liquidroom
(Photo: Mitch Ikeda)

<<厳選3曲のライブ映像をストリーミング! 曲名をクリック>>




フィードバックノイズのSEが鳴り響く逆光のステージに登場した4人。
かなりキマっている立ち姿だが、中でもジョー・ストラマーを少し太らせたような革ジャンに床屋リーゼントのジェームズ、そしてジザメリ時代のボビー・ギレスピーを想起させるスタンディングドラム(数年前のザ・ラーズ再来日時のドラマーもそうでした)のキャロラインの2人が印象的。

前述のフィードバックイズからゆったりと楽曲が浮かび上がり1曲目がスタート。アルバムの冒頭曲でもある「Flowers And Football Tops」だ。
これ、普通”メロウバラード”なんて表現されるかもしれない曲だが、彼らGlasvegas(グラスヴェガス)の場合はアッパーな「Go Square Go!」以外ほとんど一本調子なので、ノイズと甘いメロディーと哀愁あふれる世界観が絡むこの楽曲がデフォルトだ。

とは言え、逆にその一本調子であることこそがGlasvegasの最大の魅力と言っても間違いないし、本当に自信のあるスタイルを貫き通すその姿勢は「ブレが無い」と言いかえることもできる。
各曲の個性を楽しむというよりも、アルバム全体、ライブのセットリスト全体が大きな波のように、ノイズとメロディーに身をゆだねるうちにリスナーの感情を高めていく。
爆音なのに、ノイズなのに、やさしくて攻撃的ではないサウンドテクスチャー。
そしてオールディーズな空気も持つ甘いメロディーがたまらない(そういえば客入れSEもかなり50sな感じでした)。



MC無しでアルバム曲を中心に、時折限定クリスマスアルバムからの曲を織り交ぜて黙々とプレイする姿はかなり硬派。ジェームズはイメージ以上に兄貴キャラ。
ラストの「Daddy's Gone」からロネッツのカバー「Be My Baby」への流れはひたすら感動的で、確実にこの夜のクライマックス。
1時間という演奏時間も、アンコール無しという構成もバッチリ。あれ以上やったとしても蛇足にしかならないだろう。

デビュー当時のストロークスが作った「アンコール無し」というスタイルは個人的に大賛成だし、何よりGlasvegasという実直なバンドにはぴったりだと思う。寡黙に感情を込めながら歌い続けたジェームズがステージからの去り際に見せた笑顔と観客への感謝の気持ちには、ライブ中同様に感動させられた。

ただ、惜しむべきはオーディエンスの入り。会場を見渡すと若干寂しさを感じさせるものがあった点。外国人客の比率が妙に高かったところをみると、まだ国内外の人気に差が大きいようにも見えた。
ぜひとも日本でも大合唱が巻き起こるようなシチュエーションで観てみたい。



NEW ALBUM
「Glasvegas」
OUT NOW!!
SONY MUSIC INTERNATIONAL
SICP-2070


USの大物My Morning Jacketのライブをインディキッズが目撃!!
 

My Morning Jacket
2009.2.4 @ Duo Music Exchange
(Photo: Ryota Mori)

My Morning Jacket(マイ・モーニング・ジャケット)のライブに行ってきました。

会場はO-Eastと似た横長のライブハウスDuo Music Exchange。
本国アメリカではスタジアム級の会場で演奏するだけに、おそらくこの規模の会場で観られるのは奇跡的。イギリスにおけるKings Of Leonと並び、日本との人気の差に開きがあるバンドの代表格かもしれません。

と書いている筆者も「My Morning Jacketはとっつきにくい」と感じている一人。


しかし、ライブが始まってみるとそんな心配は杞憂と実感。
ほぼ前知識の無かったにも関わらず、CCRのように土着的なカントリーやR&Bを消化したポップなメロディーと、さすがアメリカンバンドな確かな演奏力で、しっかりとエンターテインしてくれました。
アッパーな楽曲とダウナーな曲を巧みに織り交ぜたセットリストで、次々と繰り出されるバンドの様々な側面に目移りしていると、満を持したかのように炸裂する早弾きギターに爆笑。
それまでモサモサのルックスとは裏腹に知的な印象を醸し出していたバンドが、突如本心を語り出したかのように感じられ「やっぱりこっち系もお手の物なのか」と少し安心させられました。
普段こういう演奏を観ることはないので逆に興奮(MGMTのサポートギターはこんな感じでしたが)。



いつも行くインディ勢のライブとの客層の違いにドキドキしながら開演を待っていた筆者ですが、そのオーディエンスがみんな熱狂的ファンで、会場の雰囲気がとても良かったのも気分を乗せられた理由のひとつかもしれません。
やはりライブは生ものです。

しかし、↑のライブ写真、Jay Reatardに似てますね。

Set List

Evil Urges
Touch Me I'm Going To Scream Part 1
Off The Record
The Way That He Sings
I'm Amazed
It Beats 4 U
Sec Walkin
Golden
War Begun
Thank You Too
Mahgeetah
Lay Low
Gideon
Librarian
Dondante
Smokin From Shootin
Touch Me I'm Going To Scream Part 2
Cobra→into
End of Run Thru
________

Bermuda Highway
Look At You
Wordless Chorus
Highly Suspicious
Anytime
One Big Holiday



NEW ALBUM
『Evil Urges』
OUT NOW!!
P-VINE
PVCP-8254


新鋭インディレーベルBIG LOVEが見逃せない!


世界中のインディファンが注目すべき新レーベルが発足しました。
それが原宿を拠点にするBIG LOVE」

所属バンドであるAVALONを除いて、リリース予定の全てがUK、US、ドイツなど世界中の海外アーティスト。

リリース第一弾はそれを象徴してか、

・同レーベルからリリース予定のアーティストを含むオール洋楽コンピレーション
・日本人バンドAVALONの新作EP

という対称的な2枚となっています。

Various - It's Not Great To Care
英雑誌NMEが今年の注目新人を10組を取り上げた「NEW NOISE 2009」(ここで紹介されたWhite Liesは先日全英1位を獲得)にも選ばれたThe Big Pink、夜をたゆたう不思議なアナログディスコNite Jewel、エレクトロの向こうへキュートに突き抜けるReally、音割れドラムマシンとシューゲイズとホラーが最高にクールなSalem、昨年のシングルがクラブアンセムと化しつつある南アフリカ共和国からの刺客Desmond & The Tutusなど、今年もしくは来年(!)話題になるであろうアーティスト多数収録。

Avalon - Lost Minstrelsy
当ブログでもおなじみLate Of The Pierが主宰するレーベルZarcorpからもUKデビューが決まっている日本人四人組AVALON(アヴァロン)の4枚目のEP。これまでよりもパーカッションを強調しコーラスを多数重ねたサウンド、通常のポップフォーマットから逸脱する楽曲構成が新モードを予感させる作品に仕上がっている。

…といったかんじに、国内はもちろん、世界的に見てもまさしく最先端と呼ぶに相応しいアーティストの宝庫。音楽的に刺激が欲しいリスナーも、青田買いして後々自慢したいなんてリスナーも満足保証のリリースラインナップが発表されているので、今後大きな注目と賛辞を集めること間違いなし。
そして、上記の2枚は特殊パッケージでのリリースという点も見逃せません。

兄弟レーベルEvery Conversationもあわせてチェックしてみてください。
おすすめです。

正面突破の姿勢を貫くRAZORLIGHTのライブに感動

Razorlight
2009.1.23 @ Shibuya-AX
(Photo: Yuki Kuroyanagi)

ごめんなさい!と思わず謝ってしまいそうなライブだった。

1st、2nd、最新作3rdとリリースを重ねるごとに、より大衆寄りへ、バンドからVoジョニーのソロへ、という方向へシフトしていたレイザーライトを見て(事実そのおかげでNMEからは嫌われつつある)、正直なところレイザーライトはどこか役目を終えたバンドのように感じていた。
そしてライブ数時間前に行ったMTV NEWSのインタビューに立会い、「ジョニーって意外とオーラ無いな」と感じたのも紛れもない本音。

しかし、実際にAXのステージ上にいる彼らはそんな先入観を吹き飛ばすようなライブを見せた。
Golden Touch〜In The Morningという屈指の人気曲をオープニングで立て続けに披露する選曲にまず驚かされ、そしてジョニー・ボーレルの歌声と存在感にさらに驚かされた。
つい数時間前の少しシャイで普通な印象のジョニーはどこへやら。どこからどうみてもUK屈指のカリスマフロントマンがそこにいた。

1st、2ndから中心に選曲することでバンドとしての勢いを保ちつつ、リリース間もない新作の曲をいくつか挟みこんで新鮮な風を注ぎ込む。荒削りな1st、聴かせる2nd、臆面無くポップを鳴らす3rdのコンビネーションを、ところどころにサポートのキーボードを迎えて最新モードで演奏(時にはメンバー自身がキーボードを演奏することも)。
新作オンリーで旧来のファンを置いていくこともせず、無理な勢いを出して回春することもなく、どっしりと構えたバンドのスタイルはまさしく正攻法であり王道だ。

セットリスト序盤にあったはずの「Vice」をアンコールで一人弾き語るジョニーの姿、そしてアルバム未収録シングル「Somewhere Else」をラストで堂々と演奏するバンドの姿は、シーンからの逆境にまっすぐ立ち向かうように見え、感動すら覚えるほどだった。

「また夏に会おう」
ジョニーはそう言って観客に手をふってステージを後にした。
都合が合わず来場できなかったファン、そして文頭のように筆者同様どこか彼らを見限っていたリスナーや旧ファンはぜひとも夏のライブを見逃さないでほしい。
かつてのヒップ感はなくとも、彼らは確かに素晴らしいライブバンドに成長を遂げている。



MGMTからのお年玉?! 超貴重なイラスト入りTシャツをプレゼント!
 

前回のライブレポートでお知らせしたMGMTからのプレゼント、いよいよ応募開始いたします!
ライブ前にO-EASTで行われたMTV NEWSのインタビュー。その合間にMTVのTシャツにアンドリューとベンの二人にサイン&落書きしてもらいました。



どんなアーティスティックな作品が飛び出すのか見ていると...、



出ました!!
謎の新キャラ「MGMTV」!!
獰猛な牙と少し眠たそうな瞳で狙う獲物は、皿の上の肉と寿司(たぶん)!!



そんなこんなで、アンドリューが手に持つ世界に一枚しかないMGMTV Tシャツを1名様にプレゼント!!

締め切りは1月31日。見逃し厳禁ですよ!!

底知れぬ謎を抱えたMGMT、満を持しての単独公演を観た! Tシャツプレゼントもあり!

MGMT
2008.12.3 @ Shibuya O-East

12月の前半はずいぶんO-Eastに通ったなあ、と改めて思います。
今回の海外バンド来日ラッシュ、みなさん楽しめましたか?

11月のCSSにはじまったライブの大波、最大のハイライトにMGMTを挙げる人も多いのではないでしょうか? というのも、とにかくMGMTは大人気! 会場は本当に超満員で、チケットもソールドアウトだったという話を後日聞きました。

「女子率と外国人率の高い会場からはMGMTのファン層が透けて見えるようで興味深い」なんてぼんやり思っていると、客電が落ち、これといった演出もなくメンバーがステージに登場。その余裕っぷりがいかにも海外バンドという感じで燃えます。

演奏が始まってすぐに痛感させられたのが「とにかく曲が良い」ということ。
CDそのままのあのアシッドな歌声が生で紡ぎだすメロディー、これを耳で追いかけているだけでも充分なほど。

今回のライブに関して、方々で「あの早弾きギタリストとパワードラマーはいかがなものか」という意見が出ているようですが、個人的にはその”ハードロック的”なスタイルはむしろ予想通り。
ルックスにもそれは当てはまっていて、とにかくアンドリューの構えるレスポールがかっこいいというのが第一印象。2001年のストロークス以降、インディ系の音楽でレスポール(Jrをのぞく)を持つアーティストって本当に少なくて、みんなES-335、ストラト、テレキャス系のギターを持っていたものですが、このアンドリューはど真ん中のサンバーストカラーのレスポールを使用! 普通なら「メロコア、もしくはハードロックっぽいからナシ!」と言われそうなところ、逆にアリ過ぎるほど決まってます。

サポートメンバーを除く二人も、思った以上にしっかりと演奏出来ていて(さすがアメリカのバンド)、サマーソニックでウワサになっていた”「KIDS」の演奏がほとんどカラオケ状態”というのもそこまで気にならず。

色々なナシをアリにした、そんなMGMTを象徴するようなライブだったと思います。


そしてライブ前、MTV MUSIC BLOGではアンドリューとベンの二人にMTV Tシャツに落書きしてもらうことに成功しました! 驚くべきキャラクター「MGMTV」も誕生したこの豪華Tシャツ、年明けの2009年にプレゼントとして放出いたしますのでお見逃しなく!!!

注目バンドavengers in sci-fiのライブ映像を大公開!!


avengers in sci-fi
2008.11.27 @ 渋谷屋根裏

「すさまじい数のエフェクターとケーブル、そして2台のシンセ、ブラックオイスターのドラムセット」
というインパクト大のポスターを楽器店(これがポイント)で見かけたのが、avengers in sci-fiとの個人的出会い。

その後1ヶ月しないうちに、ひょんなことから彼らのライブへ遊びに行くことができました。
渋谷屋根裏という小さめのライブハウスが会場だったのですが、3番目の出演だったavengersの出番の頃には満員状態。渋谷スクランブル交差点の街灯ビジョンでも彼らのMVが流れていたので、かなり今勢いに乗っているという印象です。

そしてステージ上にはポスターどおりのペダルエフェクターの数々!
ツアー時はエフェクターを固定した床が用意されているという話で、それも納得の量でした。
綿密な機材チェックとセッティングを終え、新作アルバム『SCIENCE ROCK』どおりの曲順で、SAVE OUR ROCK! SAVE OUR ROCK!とのロボットボイスとともに高速ロックナンバーがスタート!



いやはや、「シューゲイザー的な小難しいインストバンドかな?」となんとなく思っていたのですが、全くそんなことナシ!
基本は実にシンプルかつキャッチーな歌モノロック。でも「その音、誰が出してるの?」というギターやベースからは出るはずもないようなSFサウンドが突然挿入されたりと、一筋縄ではいかないアレンジ(下にあるライブ動画でも確認できます!)が施された楽曲は中毒性大。

と、言葉で説明するより何より、映像と音で彼らのライブを疑似体験するのが一番早い!
というわけで、今回はどどーんとエクスクルーシブなライブ映像を用意いたしました。
有無をいわずに下のウインドウをクリック! 心ゆくまでご覧ください。

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NEW ALBUM
『SCIENCE ROCK』
OUT NOW!!
K-PLAN
HKP-018


Late Of The Pierの来日公演で2009年の幕開けを!!
 

どうも、PAPER編集部のKです。
NMEをはじめとした各音楽誌も08年ベストアルバムを発表し始め、今年ももうすぐ終わってしまうなーという実感がようやく湧いてきました。

さて、「今年のベストライブ2位はFriendly Fires!」と勝手に絶賛したばかりですが、1位は誰かと言うとサマーソニック08東京会場で観たLate Of The Pier(レイト・オブ・ザ・ピア)です。

一曲目からいきなり音源とは違うイントロで「テクニック的に相当無茶したプレイを見せ付けたかと思うと案の定ミスってしまう」というすばらしいオープニング!! これで一気にハートを鷲掴みされました。
スタジオ音源でもそうですが、彼らの魅力はとにかく「冒険」。驚くべきアイディアと、失敗を恐れない冒険心、そして行動力。

謎の板切れを組み合わせた楽器(某フィンファンネルみたいなカタチ)を乱打するエレクトロブギー「Bears Are Coming」、音源とはまったく違うアレンジで中盤に突然ディスコ化する「Bathroom Gurgle」など、魅力的な楽曲群をさらに輝かせるパフォーマンスの連続。退屈という言葉のカンペキ真逆をいくエキサイティングなライブでした。

そのLate Of The Pierのインスピレーションと可能性は、あのThese New Puritansも絶賛。以前のインタビュー時に「Late Of The Pierをどう思います?」と聞いてみたところ、悪口を言おうと構えていた彼らの態度が急変。「Late Of The Pierはすごく良い。好きだからあいつらの悪口は言えないな」とコメントするほほえましい場面もありました。

» 続きを読む


The Kills / Blood Red Shoes 真っ向勝負の2組を目撃した!

Blood Red Shoes (Photo:Yuki Kuroyanagi)

THE KILLS / BLOOD RED SHOES 
2008.12.08 @ Shibuya O-EAST

男女二人組、ヒリヒリした音像。
The KillsとBlood Red Shoesのこの組み合わせ、待っていたファンも多いのではないでしょうか?

まず最初に登場したのはヤングチームBlood Red Shoes。
客入れSEがニルヴァーナだったりピクシーズだったりと、開演前からBRSムード漂っていましたが、すでに来日4回の経験を活かしてか、最初から堂々とした演奏を披露。
ドラム&ギターアンプのみのシンプルなステージセットを寂しく感じさせない、タイトなグルーヴ(なんと全曲4カウント無しでいきなり演奏開始)が頼もしい。
正確なセットリストは把握していないのですが、中盤では4曲ほど新曲を披露。
Nine Black Alpsや2nd以降のThe Musicしかり、こうしたUS直系のイギリスのバンドは本国でいまいち評価されにくい(Los Campesinos!は特異な例外かも)だけに、先入観なしの日本で反応を見たかったのかもしれません。



The Kills (Photo:Yuki Kuroyanagi)

Blood Red Shoes終了後、スタッフがステージに現われてセットチェンジ開始。ドラムが撤去され、ステージには二つのギターアンプがスタンバイ。そしてBRSのステージに置いてあったにも関わらず一度も使われなかった謎のキーボードスタンドがそのまま放置。
なんとThe Killsのサンプラーでした。なぜ最初からスタンバイしていたのかは謎ですが、このサンプラーが結構クセモノ。知る人ぞ知るエピソードの枠を若干飛び越えているのでご存知の方も多いとおもいますが、今夏のサマソニ東京会場でサンプラーデータが吹っ飛んでライブ中止というハプニングがありました。

で、そのリベンジも兼ねての今回のライブ、もっとVV中心な内容かと思っていましたが、ふたを開けてみるととにかくHOTEL!!
音源でも聞けるディレイ(ルーパー?)を駆使したガガガガガ!というギタープレイ、それから生まれ持ってのモデル体型&ルー・リード似なルックスがかもし出す存在感が圧倒的! 

"Fried My Little Brain"という曲タイトル&UKガレージの聖地Toe Ragスタジオ録音と、デビュー当時から類まれな美的センスと匂いでファンを拡大してきた彼らだけに、とにかく「格好良さ」という点では外しがありません。
……本編ラストでサンプラーが誤動作を起こしたという一点を除いては! (まあ、変なところで間が抜けているのもHOTELらしいと言えばそうなのですけど 笑)

PAが爆音過ぎてキツかった(スタッフはVV似。親戚?)のは残念ですが、ライブの出来としてはThe Killsに軍配を上がったのではないでしょうか?
とはいえBlood Red Shoesはまだデビュー1年程度なので、今後のさらなる躍進間違いなしです。


最後に蛇足ですが、会場内に学ラン姿の男子高校生を発見。ポテンシャル大!
「The Killsのライブに学ラン。しかもひとり」という組み合わせが最高にアガりました。


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